スクランブル 2022 6 5

書名 尖閣の守護天使
著者 夏見 正隆  徳間文庫

 この本は、2010年に出版されたので、
新刊ではありませんが、
スクランブルがパイロットに
肉体的にも精神的にも大きな負担になっていることを
多くの人にわかってもらいたくて、
あえて取り上げたのです。
 逆に私が外国の軍事指導者だったら、
戦闘機や偵察機を頻繁に日本に接近させて、
日本のパイロットを消耗させるでしょう。
 さらに軍民共用空港の那覇空港へ
大型旅客機の定期便を大量に増やして、
スクランブルを実質的に不可能にさせるでしょう。
 大型旅客機が飛び立った後では、
滑走路に乱気流のようなものが発生して、
戦闘機の発進は危険が伴うのです。
 しかし、乱気流が収まるのを待っていると、
別の旅客機が着陸に入ってくるでしょう。
 さて、日本の領空へは、
簡単に侵入できるかもしれません。
 日本へ向かう旅客機の下に
コバンザメのように貼りついて飛べば、
レーダーには映らないはずです。
戦闘機ならば旅客機の真下を飛べるはずです。
 さらに戦闘爆撃機でも可能だと思います。
那覇空港を空爆して帰還するという電撃作戦が可能でしょう。
これは台湾侵攻前の陽動作戦に使えると思います。
 日本の国防は抜け穴だらけですが、
航空自衛隊はスクランブルが多忙で疲労しています。
大局的なことは政治家が考えるべきです。
 風の噂で聞いたことがあります。
10年ぐらい前だったでしょうか。
 日本から遠く離れた、
ある地域の紛争に某国は軍事介入していないという。
しかし現地には某国の兵士がいる。
 なぜだと問いただすと、
某国の兵士は有給休暇で現地にいるという。
 不思議なことに某国には「軍事的観光」という制度があるらしい。
地球の裏側では不思議なことが起こるかもしれません。
 日本人は真面目だから奇策に弱い。
軍事には奇策がある。




















































































































































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